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三枝タミの物語 あ・ら・か・る・と 「タミちゃんと渚の大冒険・裏話」

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Byhslre

ミケ挨拶 新
皆さんこんばんはー。
「ねこねこ団」団員ナンバー1ミケ@三枝タミでーす。

三枝タミの物語シリーズ

三枝タミの物語(前編)

三枝タミの物語(中編)

三枝タミの物語(後編)

三枝タミの物語 あとがき

「三枝タミの物語 外伝:三枝美恵子の章」

三枝タミの物語 あ・ら・か・る・と 「希望ヶ丘の決闘」

三枝タミの物語 あ・ら・か・る・と 「レストランの秘密」

三枝タミの物語 あ・ら・か・る・と 「お父さんとドライブ」

三枝タミの物語 あ・ら・か・る・と 「お風呂上がりのフルーツ牛乳」

三枝タミの物語 あ・ら・か・る・と 「翼を持った少女」

三枝タミの物語 あ・ら・か・る・と 「マーケティングリサーチ」

三枝タミの物語 特別編 「タミちゃんの物語を通じて問いかけたかったこと」

三枝タミの物語 あ・ら・か・る・と 「渚登場」


三枝タミの物語 あ・ら・か・る・と 「いんたーみっしょん」

三枝タミの物語 あ・ら・か・る・と 「渚とタミちゃん」

三枝タミの物語 あ・ら・か・る・と 「いんたーみっしょん2」

三枝タミの物語 あ・ら・か・る・と 「タミちゃんと渚の大冒険」
タマ挨拶 新
皆さんこんばんわー。
「ねこねこ団」団員ナンバー2タマ改@鷹宮渚@管理人でーす


おニューのヘッドフォン
タマ「皆さんこんばんはー。今日は[ミケとタマのMOD紹介]形式で[タミちゃんと渚の大冒険・裏話]をしようと思います。」
ミケ「ふっ。私の隠された実力が明かされてしまいましたね。」
タマ「五 歳 児 相当のタミちゃんと中型犬の壮絶な戦いでしたね。」

ミケ「ここで、第一回、離島野生の王者ランキング発表。」
タマ「またまたおかしなことを始めましたね」

ミケ「ドロドロドロドロドロドロ」(ドラムロール)

野生の王者・タミ
ミケ「じゃじゃーん一位 三枝タミ!」
タマ「当たり前ですね。」

次点・中型野犬氏
ミケ「それでは二位。中型野犬さん」

リタイア・渚
ミケ「三位、リタイアの鷹宮渚さん」
タマ「はいはい、よかったわね。そんなランキング、上位じゃなくても悔しくないわそれに三位までで終わりじゃない。普通は三位から発表するものでしょ。」
ミケ「ふふっ。これで私は、頭脳、肉体共に選ばれしものであることが確定しましたね」(人の話を聞かない子)
タマ「実際は五 歳 児 相当の肉体なので、渚や美亜にも勝てないけどね。ギフテッドのタミちゃんの唯一といってよい欠点ね。」
ミケ「それにしてもこの中型野犬さんは怖い顔してますね。」
タマ「もう何か三人くらい食い殺してきたみたいな顔してるわね」


タマ「それでは今度は私から。タミちゃんが中型野犬と壮絶な戦いを繰り広げていた間、渚は一体何をしていたのか?」
ミケ「ん?倒れるように寝ていたのでは?」
タマ「それでは実際に見てみましょう。」

倒れるように眠る渚
弱って寝ている渚、ムクリと起き上がる

タマに変身!
渚「魔法のアイドル・タマに変身ー」

渚の野望
スマホを取り出してどこかに電話(邪悪な顔)

パパの嘆き
渚「あ、お父さん?もうちょっと助けに来るの遅らせて。そうしたら今回で[三枝タミの物語]は終わりで、次回から[鷹宮渚の物語]になるわよ。タミちゃんは野犬のオヤツね。ふふふ。」

野犬のオヤツ
タミちゃん「どうしてこうなった・・・」(←野犬のオヤツ)

ミケ「タマちゃん・・・・恐ろしい子・・・・」
タマ「冗談よ。本当に熱を出して寝ていました。今回私は全然いいところなかったわね。」


あの時のお父さん

お父さんご乱心
お父さん「離せ!俺は飛び降りてタミちゃんを助ける」
救急隊員A「落ち着いてくださいお父さん。ここから落ちたら死にますよ」
渚のお父さん「気持ちはわかりますが落ち着いてください」
ヘリの扉を開けて飛び降りようとするお父さんを止める救急隊員と渚パパ。
地獄絵図(笑



タミちゃんとカンパン

カンパンにぞっこん
タミちゃん「私は最近知りました。この世の中にはカンパンという凄いものがあるらしいです。袋のは一年間。カンのは5年も持つらしいです。お母さんと一緒に暮らしていた時は食べるものが無かった時、小麦粉を水に溶かして砂糖を混ぜて空腹をしのいでいたのに、あの時、これがあれば・・・・」
(もちろん当時は買えなかったことは考えてないタミちゃんでした。)
タミちゃんは夢中になってカンパンについて調べました。

カンパンを調査中
タミちゃん「もともとは軍人さんの食糧だったのかふむふむ」

授業中聞いてるふり
タミちゃんはずっとカンパンについて調べたり考えたりしていました。授業中も考えていましたが、心ここにあらずで、聞いてなくてもわかるので、問題は出ませんでした。

感心する渚
渚(タミちゃん授業聞いてないみたいなのにわかるんだ。凄い・・・)

タミちゃんは物欲が全然ない子なので、お父さんからもらっているお小遣い(必要なものを買ってもらったほかに5,000円)を貰っていましたが全然使っていませんでした。
この金額はかなり多いですが、タミちゃんに不便させてきたお母さんがお父さんに頼んで特別に出してもらっています。
最初はお母さんが全額出すと言っていたのですが、お父さんが出しています。
欲しいものがないので、全額貯金しています。

お母さんにお願い
タミちゃんはお母さんにカンパンが欲しいことを伝えました。
タミちゃん「タミは子供なのでタミのお金でお母さんが買ってください。」

お母さんは思いました。
お母さん「私が今までさんざんタミちゃんに不便をさせてきたから、保存食が欲しいなんて思ってしまうのだわ。不憫な子」
お母さんはタミちゃんを何とか説得しようとしました。

タミちゃんを説得するお母さん
お母さん「いい?タミちゃん。もう家は貧乏じゃなくなったから食べ物を貯めておく必要はないのよ。山に入るのもダメよ。危ないから。」
お母さんは必死でタミちゃんを説得しようとしました。
しかし、タミちゃんはとても賢い子なので、お母さんの言うことをやんわりと受け流してお母さんを論破し、カンパンをネットの巨大ショッピングモール「ジャンゴ」で買わせることに成功しました。
お母さんはギフテッドのことをよく理解しておらず、「ちょっと賢い子」くらいだと思っていました。
しかし、タミちゃんは自分の欲望のために頭をフル回転させたのでした。
お母さんはお父さんにバレるのが恥ずかしかったので、タミちゃんの貯金が減らないようにお金はお母さんが出してあげることにしました。」

欲望少女
お母さん「タミちゃんを説得している間に逆に説得されていつの間にか買うことになってしまった・・・。」
何か納得いかない顔のお母さん。
でもタミちゃんは大喜びしました。こんなにタミちゃんが喜んだのを初めて見たお母さんは「仕方ないか」と思いました。

お父さんに見つかる
お父さんは通販のダンボールが届いているのを見てしまいました。
お父さん「美恵子さん。これなに?」
お母さんは最初は説明するのを嫌がりましたが、お父さんにどうしても教えて欲しいと言われて仕方なくお話しました。
(タミちゃんとお母さんだけで何かされると仲間外れにされてるようで寂しい人)
お母さんは赤面しながらタミちゃんがカンパンを欲しがっていることとその理由を説明しました。
お父さん「いいじゃないか。なんでも興味を持つのはいいことだよ。そこから何か得るものがあるかもしれない。」
お母さん(そうかしら・・・。)
お母さんは疑問に思いましたが口には出しませんでした。


台帳で管理
タミちゃんはカンパンが届くと大喜びで台帳を付けて何日分の食料になるのか計算しました。」
タミちゃん「私が一日〇個に節約すればもっと日数が稼げるかも・・・。一個食べるとどのくらいの満腹感なんだろう・・・。食べて確認したいけど、でも勿体ない・・・。」



数が合わない

数が合わない
タミちゃんはカンパンの備蓄台帳を付けるようになりました。
タミちゃん「よし、今日も数をチェック」(そんなに連続では買えないので、もちろん増えてるはずがありません)

増えたカンバン
タミちゃん「むっ数か合わない・・・・増えてる?」
タミちゃんは何度も備蓄台帳をチェックしましたが、数が合いません。」
タミちゃんは不振に思いながら、夕食を食べ、お風呂に入った後、部屋に戻ろうとすると、お父さんがカンパンのカンを抱えてタミちゃんの部屋に入っていくのを見かけました。

犯人はお父さん
タミちゃんがドアの隙間から覗くと・・・
お父さんがタミちゃんのカンパン倉庫にしているダンボールにカンパンを入れてました。
タミちゃんは隠れてお父さんをやり過ごすと備蓄台帳を見ました。
備蓄台帳には

台帳
タミの分・・・3日分
お母さんの分・・・3日分
と書かれていましたが、下にお父さんの字で
お父さんの分・・・3日分
と追加で書かれていました。

微妙・・・
微妙に困った顔をするタミちゃん。

いたずら好きのお父さん
そして、ご機嫌なお父さん。


「タミちゃんと渚の大冒険」の後の話


離島から脱出した後、渚は足が酷く腫れたので三日間入院しました。
タミちゃんへのお見舞いにメロンをくれた渚のお父さんでしたが、そのお礼とお返しにタミちゃんとお父さん・お母さんで退院の前に渚の病室にお見舞いをし、フルーツの詰め合わせを贈りました。
病室には渚のお父さん・お母さんもいてタミちゃん一家が入ってくると
大人のお礼合戦
渚のお父さん「この度は大変お世話になりました。」
タミちゃんのお父さん「こちらこそ、お互い大変でしたね。」
大人たちは挨拶を始めたので、タミちゃんと渚は二人でお話をしていました。

渚とお話するタミちゃん
タミちゃん「渚ちゃん。もう大丈夫なの?」
渚「うん。もうすっかり良くなったよ。」
渚のお父さん「この程度で済んだのもタミちゃんのおかげだな。あの扉が破られて犬に襲われていたらどうなっていたか。」
渚「タミちゃんにカンパンももらったんだよ」
渚のお父さん「おお、そうか。食事はちゃんととっていたのか。それにしても、タミちゃんはカンパンなんてよく持っていたね。」

備える少女
タミちゃん「不測の事態(貧乏による食糧難)にいつも備えているのです。」
渚のお父さん「おお、それは凄いね」(災害や遭難のことだと思っている)
渚のお父さん「流石ですね。素晴らしい教育だ。うちも見習いたいものですな。な、お前」
渚のお母さんは相槌を打ちました。
渚「タミちゃんは物凄く勉強もできるんだよ」
タミちゃんのお父さんはそれを聞いて鼻高々、お母さんは微妙な顔をしながら赤面しました。
この場でタミちゃんの言ったことの意味を理解していたのはお母さんだけでした。

ミケ「というわけで、タミちゃんのカンパンにまつわる逸話はこれで終わりです」
タマ「人に歴史ありですねー」
ミケ「それではまた次回」
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